取り扱いメディアについて
Extend PrintMedia 2103
Expand PrintMedia は、ポータブルディスプレイ用のグラフィックメディアを求める多くの声に応え
特別に開発された、印刷可能な遮へいフィルムです。
99%光不透過で、グラフィックパネルに本体の影が透けて見えることはありません。
インクジェットプリンターで出力し、ラミネートを施すことにより、
グラフィックパネルをより平らに保つことができ、耐久性も向上します。
素材: 表面 マットコーティング(水性顔料・ソルベントインクジェットプリンター対応)
裏面 ポリエステルフィルムコーティング
特徴: 反り防止
99%光不透過遮へいフィルム
経済的
高画質
高耐久性
水性・ソルベントインクジェット対応
顔料インクの使用で優れた耐水性を発揮
どんな画像も出力可能なユニバーサル印刷素材
保管期間: 長期間保管していても影響はありません。
温度と天候: 屋内外で使用可能
色あせ: 顔料インクの使用により長く紫外線からの色あせを防ぎ、また防水性もあがります。
ラミネート処理を施せば、1 年は屋外で使用可能です。
防水性: 顔料インクの使用により優れた防水性を発揮します。染料インクの場合は通常の防水レベルです。
頻繁にポータブルディスプレイの設置・撤去を繰り返すような場合、また長期間の耐久性を求められる
場合は、ラミネート処理を推奨します。
ISO: ISO9002
推奨プリンター: Hewlett-Packard Designjet、Encad Novajet PRO/PROe、ColorSpan Displaymaker
インク: Epson 顔料インク、Raster Graphics PiezoPrint 500 インク。顔料インクを推奨します。
染料インクは広いガモットを得ることができますが、色あせの可能性があります。Encad
GX、Ilford Archiva、ColorSpan EnduraChrome は短期間で色あせを起こすことがわかっています。
大抵のソルベントインクジェットプリンター(ミマキ、ムトウ、DGI、Vutek、Nur、Arizona、セイコー
など)は使用可能です。
プリンターの設定:
- 最適な印刷品質を得るために、プリンターを最高画質に設定してください。
インクサチュレーションはNovaJet とColorSpan で最大250%です。「Star wheel mark」の影響を減らし、
にじみを最小限に抑えるために、HP DesignJet シリーズプリンターでは250%を推奨します。
- HP DesignJet シリーズプリンターの用紙設定は「Heavy Weight Coated Paper 厚手コート紙」にしてくだ
さい。ウォーターベースのピエゾ方式ワイドフォーマットプリンターの印刷設定は、「Super」
「bi-directional」に設定してください。乾燥時間は、使用するインクの種類とサチュレーションレベルによ
り異なります。
- ソルベントインクジェットプリンターを使用して最適な印刷品質を得るためには、720 dpi bi-direction に
設定してください。540x360 でも良好な結果を得られます。プリンターの設定は、機種、メーカーによっ
て異なります。
- プリ/ポストヒーターのどちらも、25-35 度から始めると良いです。もし可能であれば、ドライヤーなどを
使用して画像を早く乾かしてください。プリンターの自動カッターはOFF にしておくことを推奨します。
プリンターの機種によっては、Expand PrintMedia 2103 をうまくカットできない場合があります。
ラミネート: ラミネートをする場合は、グラフィックを完全に乾かしてください。ラミネートをする前に、適切な乾燥時
間として24 時間あけることを推奨します。またコールドラミネートを推奨します。
注意点: マットコーティングされている側がプリント面です。巻くときはプリント面を外側に巻いてください。